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感謝。

・・・・・今、大きく息を吐き出しました。






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皆さん、ジョーディーの最後の日々を読んで下さってありがとうございました。
私に書かせて下さって本当にありがとうございます。
あの子の頑張り、残して良かった。

ジョーディーは本当に恰好良くて特別な子です。最高の子です。
私達夫婦にとってはね。
・・・どういう事かって?
皆さんの可愛い子達だって同じってことですよ。
みんな計り知れないパワーを持ってるんです!
決してジョーディーだけが特別なんじゃないですからね。
そこだけ間違えないでください。





さて。


まだ、書いていないことがありましたよね。
病気がわかった時点で 皆さんに何もお知らせしなかったワケ。
1つではないけれど、一番大きな理由は多分 私のわがままです。

癌になっちゃった可哀相なジョーディー君

そう見ていただきたくなかったんです。


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当ブログのタイトルは Geordie Smile !、ジョーディー 笑って!です。
ブログを始めた時から私がお伝えしたかったのは
いつでもあの子の笑顔、クスッと笑える出来事 でした。
もしこれが、上手に付き合いながら生活できる病気や
頑張れば治る可能性のあるものだったなら
現在進行形でありのままをお伝えしていたかもしれません。
でも、そうじゃなかった。
残された時間はあまりにも少なかった。
だんだんと笑顔が少なくなっていくジョーディーを・・
公開ブログで あの子の命のカウントダウンをしたくなかった。

手術が無事に出来た時、病気の詳しい事は書かなくても
奇跡の復活劇だけでも書いてはどうか 励まされる人もいるんじゃないか
そう言ってくれた友人もいました。
でも、やっぱりそれも無理でした・・・。
もしも「もう大丈夫なんですね?」とでも聞かれてしまったら
『ハイ大丈夫です^^』とは答えられない。それでは嘘になってしまう・・。

それなら何も言わず、いつも通りで行こうと決めました。
そのせいで沢山の方を驚かせてしまった事
あらためて申し訳ありません。


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ずっと考えていることがあります。
13年前、初めてジョーディーと出会った日
あの日以来、私がジョーディーを見つけたんだと そう思ってきました。
だけど、逆だったね。
選んだのはジョーディーの方だった。
あの子が自分の意思で来てくれたんです、きっと。

私という人間を成長させるために。

本当の強さ 優しさ 勇気 毎日をとことん楽しむこと
そして・・・時には辛さに耐えて決断しなければいけない時があること
それらを13年かけて私に教えていってくれた。


1月19日のあの日、あのまま逝かずに復活してくれたのは
きっと私がまだダメダメだったから。
もしあの時 あのままジョーディーを失っていたら
おそらく私は今ここにいません。
悲しみに押しつぶされていたことだろうと思います。



だから君は・・4か月という時を、体を張って残してくれたんだね。

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ありがとう。
君の介護をさせてくれて本当にありがとう。




ねぇジョーディー。


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私は及第点が取れましたか?

| ジョーディー最後の日々 | 00:00 | comments:25 | trackbacks(-) | TOP↑

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命の尊厳~最期のこと。

先月末から書きはじめたジョーディー最後の日々。
思い出しながら、記録を確認しながら書き進めることで
自分の中の思いを少しずつでも消化していけたら・・そう考えていましたが
それはつまり、記憶の中でもう一度あの子を看取る事なのだと
今更ながら気づかされています。

こんにちは、ジョーディーママです。




◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇



その日の朝は静かに始まりました。
前の晩、ちょっと辛い時間帯があってあまり眠れていませんでした。
ジョーディーも私達も。

いつもなら布団をたたんで ジョーディーはクッションへ移動。
それがこの日は全く動こうとしない。
ならばそのままでいいだろう、布団も敷いたままにしておこう。
何か食べるかな?飲むかな?
夫が軟らかめのオヤツをあげてみる。前の日までは食べていたもの。

いらないや。

固形物はダメかな?
それではとヤギミルクを少量お湯に溶かしこんで、これならどう?

いらない。

もしかしたら何も欲しくないのかなぁ? お水は?

お水なら飲む!


とうとうここまで来ちゃったか・・・。
ヤギミルクとお水、どちらも液体です。口に入れれば同じような物です。
お水が飲めるなら、せめて少しでも栄養のあるミルクを・・
なんどもそう思ったけれど断固として「いらない」と。
こんな時のために、友人に流動食のレシピをいくつか教えて頂いてました。
寝たきりで、何をしてもどこへ移動させても一切無抵抗だったこの時なら
もしかしたらシリンジでそれらを口に入れることも出来たかもしれません。

実は2度目に倒れて病院へ行った時

後、出来ることは輸血だけ。

そう言われたことがありました。
健康な子の血液をいただいくことで そこに含まれる血小板に出血を止めてもらう。
ただ、ジョーディーは2度目の輸血になるので
もしかしたらショック症状が起きるリスクはありますが、と。

選択しませんでしたけれど。
そして今回、無理に栄養を摂らせることもしませんでした。

ご飯が食べられなくなってからのジョーディーは
ちゃんと自分で加減をしていました。
食べられる時には好きな鶏肉や結構な量のジャーキーを食べる。
固形物が無理そうな時には ヤギミルクをゴキュゴキュ飲んで。
それが一切を拒否。 
あぁ、体がもう無理だって言ってるんだな・・そう思いました。


本心ではやりたかったですよ、どちらも!諦めたくなんてない。
この13年間、他の誰よりもあの子と一緒に過ごしてきたんだもの。
世界中の他の誰よりもあの子を愛しいると言い切る自信がある。
出来る事ならずっとずっとそばにいて欲しい。
でも・・・愛しているから、大切だからこそ出来なかった。
長く苦しめるだけだと知っているから。
一時的に持ち直したとしても再び苦痛に襲われることがわかっていたから。
その回数を・・増やしてしまうだけだから。
今、その時の自分を思い出しても 体が震えて涙が出ます。

生きていて欲しい・・・でも、生かしたいわけじゃない。



ひとしきり水を飲んだあの子を撫でながら言いました。

また後であげようね。
大丈夫、他の物を入れたりしないから。無理強いはしないよ。


夫は静かな音でずっとヒーリング音楽を流していました。
ジョーディーが少しでもリラックス出来るように、と。
そして時折撫でたり話しかけたり・・・。


朝からなんとなく予感はしていたものの
今夜かもしれないな・・そう思ったのは夕方過ぎ。
特別に何かあったというわけではなかったけれど
唐突に「そう感じた」としか言いようがありません。
いつもよりもかなり早めに夕食を済ませ
ジョーディーを挟んで夫と二人つらつらと
初めて迎え入れた日の事やこれまでの思い出話をして。
時折、呼吸が苦しそうになるジョーディーに声をかけ撫で続け。

ジョーディーを迎えた時から、出来るだけ元気で長生きをして
最後はお昼寝をしたまま静かに・・そんな風に送ってあげたいと
ずっとそう思ってきました。
病気になってしまってそれは叶わなかったけれど。
段々と呼吸が浅く荒くなる。
こんな辛そうな苦しそうな時間が、一体あとどれくらい続くんだろう?
私は決して信心深い人間ではないけれど
神や仏が本当にいるのなら、なぜこの子をこんなに苦しめるの?
この子はこんな目に遭わなきゃいけない子じゃない。
これ以上苦しめないで!
そんな、怒りにも似た感情が湧いてきて。
そしてあの子の顔や体を撫でながら・・そっと思いを伝えていました。

ジョディ君、そんなに苦しいならもうこれ以上頑張らなくていい。
私はもう大丈夫だから。
今がその時なら、もう逝かなきゃいけないのなら・・逝っていいんだよ。

 
とても怖くて、言葉には出来なかったけれど。


私はこれまでに「看取った」という経験は一度もありません。
人も動物も。
実父は朝、犬の散歩に出てそのままだったから当然間に合わず
義父は病院にいて・・・誰も間に合わず。
今まで係わって来た犬達も、自分がまだ子供の時だったり
仕事のために実家を離れた後だったりで。
だから自信がなかったけれど・・不思議とわかるものなんですね。
苦しげだったジョーディーが一際大きく息を吸い込んだ時

あ・・・最期だ

思わず口にしていました。

ジョディ君、ありがとう!ありがとう!

泣きながら何度もそう叫ぶ夫。


私は、「ジョーディー」と ただ名前を呼ぶことしか出来なかったな。
それまで上下していた胸が動かなくなって 呼吸も止まって・・・。



2013年5月21日 21時49分。
ジョーディーが13年の生涯を閉じた瞬間でした ―



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記事自体はもうちょっと続きます。

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プライド。

月曜日の事ですが、家の裏にヘビが出ました。
立て続けに2度。
まだまだ細くて小さいやつでしたけど。
放っておいても害のないシマヘビなのか 危ないヤマカガシなのか
今後のためにもきちんと確認しておかなければと
近寄ってじっくり眺めたんですけど・・
私もそうそうヘビに詳しいわけじゃないからちょっと見わからない。
ん~、と顔を覗き込んだら目と目が合って…一目散に逃げられました。
今年もヘビの当たり年なのかなぁ。
こんにちは、ジョーディーママです。




◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇



ジョーディーが立てなくなった。
まず考えなければいけないのがオシッコとウンチです。
倒れる度に失禁したり脱糞したりしてましたしね。
オムツも考えないわけではなかったけれど、それも出来ませんでした。
理由の1つは腹水。
この頃にはもうお腹はパンパン。ヘタに刺激できない。

そしてもう1つ、最大の理由は ジョーディー自身。


私達も、それなりに対策はしていました。

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あの子のクッション、ベッド全てにペットシーツを貼りつけ
私達の布団には友人に譲ってもらった子供用のオネショシーツを装着。



トイレ前も

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もうどこでしてもいいんだよ状態。


それでも
もう立ち上がる事すら出来ないのに 頑としてトイレでしたがったんです。
今思えば、これはあの子なりのプライドだったのだろうと。
尿意を催すと かろうじて力の入る前足で立つそぶりを見せ
視線をスッとトイレ方向へと流し

オシッコするから支えててもらえないかな?

とでも言うようにこちらを見る。
だったら是が非でも支えるしかないじゃないですか。

これは夫が頑張りました。
私にはさすがに重たくて無理でね。せいぜい後足を支える程度で。
ジョーディーも自分に出来る限り頑張って、残りは全てこちらに委ねてくれて。
あの子の信頼の重さと、自分だけではもう無理だと理解しているだろうことが
なんとも切なくて・・。
それでも無事に出来た時には目一杯褒めましたよ。

ジョディ君偉い!頑張ったね~!
君は本当に恰好良いなぁ!!


本当にそう思ってたから。


オシッコ問題はこれで一応解決したのですが
ウンチがね・・気づいたらもう3日程出ていなくて。
これも二人で支えつつ何度か試みるも ことごとく失敗に終わって。
一生懸命声をかけて トイレがダメならばと
昼間暖かい時間に庭へ連れて行って試させて。
ジョーディーも出したいんだけど、力が入らないから踏ん張れないんです。

こういう時にどうしてあげればいいのか 病院で聞いておくなり
事前に調べておかなかった自分に舌打ちをしつつ慌ててネット検索。

なんの事はない、肛門周りをマッサージすればいいようで。
肛門の付け根とでも言えばいいかな?
その辺りを左右から優しく押すようにつまむように。
ジョーディーの場合は、そこに便があるのが感触でわかって。
なんとか出てくれ~と念じながら・・4~5分やってたかな?

トイレ行く! する!! 出る!!!

って(笑)
なにしろ3日ぶりだから 便の水分が抜けちゃって硬くなってて
この時はかなり大変そうでしたよ。あの子も唸り声をあげて。
無事に出し終わって クッションに寝かせた時には
出し切った~!という顔をして。
私達はただもう褒めちぎって。





もっともこれらの事が出来たのも、19日夜まで。
翌20日からは どう頑張ってもオシッコが出なくて。
膀胱から尿道へのマッサージ法もあったけれど上手くいかなくて。
犬はオシッコが36時間以上出ないと、尿毒症を起こして命にかかわる
ネット検索していた時にそんな文言を見つけていました。
どうしようかなと悩んだ時点で、最後に出してからすでに24時間が経過。
翌朝を迎える頃には36時間過ぎてしまう。
20日の夕方、もう行くことはないかもしれないと思っていた病院へ。
カテーテルで処置をしていただきました。
この時のジョーディーの膀胱には6割程度の尿が。
行って良かった~!


明日、もしまた出なかったら遠慮なく連れてきてくださいね


そう仰っていただいて。



ジョーディー君、最初で最後の尿道カテーテル。







つづく

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それぞれの思い。

ジョーディーの癌がわかって
頭では理解しても心がまだそれを受け止めきれていなかった頃
私に、こんな言葉を下さった方がいました。

突然の出来事だと、どうしていいのかわからなくなりますよね。
人も動物も生きとし生けるものは全て死があります。
そのタイミングは全て自らが決めて来ています。
そしてそれはベストタイミングを選んできています。
出会えた命に感謝して、身体を持って一緒にいられる時間を愛を持って過ごす。
こんな意識を選ぶ事も、寂しさ、つらさ、悲しみの意識を選ぶ事も出来ます。
どの意識を選ぶかは、私達次第ですね。


出会えた喜びに精一杯感謝しよう。
そしていつの日かジョーディーが逝かなければいけなくなった時
それがあの子の決めた事ならば どんなに辛くても受け入れよう
この言葉を頂いていたことで、私はそう考えられるようになりました。
あの子を見送った今でも、本当に有難かったと そう思っています。
こんにちは、ジョーディーママです。





◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇




寄せては返す波、なんて言い方をよくしますが
ジョーディーが一度倒れて復活した後
亡くなるその日までの約2週間はまさにそんな感じでした。
静かに穏やかに行ったり来たりする小さな波(たまにフラフラ)
そして時折 溜まりかねたようにザブーンとくる大きな波。(=倒れる)

5月8日以降、その比較的大きな波は3度訪れました。
今度こそもうダメなのか・・と思わせておいてその度に復活して。

そしてそんな時には決まって

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人の前に来てはこういう顔をする。
なんとも不満そうな、ちょっと淋しそうな顔でしょ?これね

ねぇ、宝探ししようよぅ。なんで遊んでくれないの?

って言ってるんですよ。

アンタが倒れちゃうからだよ(涙)

この時の私には、もうそう答える以外ありませんでした。。
ジョーディーだってボール投げが出来ない事はわかってる。
だからさすがにそれは催促しなかったけれど
必死に私をオモチャ箱の方へ誘導するんです、視線で。
けれどもう・・宝探しも無理な状態で。
あの子が引き下がるのも早かったけれど、断るのは辛かったな。

病院では「もしかしたら脳への転移が始まっているかもしれない」
そう言われたりもしたけれど
それでも復活出来たのはおそらくあの子がご飯を食べていたから。
先生にも「さすがビーグルですね」と苦笑されるくらい。
倒れて、その拍子に失禁したり脱糞したり
血液検査で貧血度の数値がもう20%しかないのに
2日もすればフードも手作りスープもペロリと平らげて。
そんな間には新発見もありましたよ。

ジョーディー君はグリンピースがお嫌い

スープを作った時に入れたんですけどね。
器用にそれだけお皿の中に残したり 全部外に出てたり^_^;
状況的にはかなりシビアだったのに 笑わせてもらったな~。


亡くなる1週間前くらいからだったかたまに辛そうに唸る時がありました。
どうにかしたいんだけどどうにもならない~
という感じに。
この頃にはもう自由に動くこともままならなかったな。

抗癌剤治療を止めると決めた時から
もう1つ 自分の中で誓った事がありました。
私の中のジョーディーへの思いを全て「ありがとう」に変えよう
「ごめんね」は口にするまい、と。
ご飯を食べたら「今日も綺麗に食べてくれてありがとうね~」
遊んだ後は「ママも楽しかったよ、ありがとう」という具合に。
そう誓っていたのに・・私、また間違えちゃって。

その時ジョーディーはお水が飲みたくて、目で必死に私に訴えてたんです。
けれどなかなかそれに気づいてあげられなくて。
何かを訴えてるのは知ってたの。
それがお水なんだと辿り着くまでに時間かかっちゃって。
そうでなくてもたまに苦しそうなのにどうしてあげることも出来なくて
見ているしかない自分が不甲斐無くて泣きたくなって・・ 
思わず口にしてしまったんです。

ジョディ君、すぐに気づいてあげられなくてゴメン
苦しい時にママ何も出来なくてゴメンね


って。

動くことも辛いはずのあの子が突如、驚いたように立ち上がって
それから必死に私の顔を舐めはじめて。
まるで

違うよ、ママのせいじゃないんだよ。

とでも言うように。


・・・バカか私は。
お水なんだと教えてくれてありがとうって言わなきゃいけないのに
誰よりも辛いはずのあの子に気をつかわせてどうする(涙)




その時の私に出来たのは ただあの子を抱きしめる事だけでした。





そして5月18日、「その時」から3日前。
ジョーディーはとうとう自力では立つことが出来なくなりました。






つづく

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ジェットコースター。

相変わらず、毎日沢山の迷惑メールが来ます。
過去に来たものと同じなら、自動的にフォルダ隔離されるのですが
新手の物はいちいち選別しなきゃならない。
今朝メールチェックをしたら、同じアドレスから

「俺が年下だからダメなんですか」
「俺はもうダメかもしれません…」
「今日お昼12時に」

というタイトルのものが2時間おきくらいに送られてきていました。
お昼の12時に何?なんなの?何だっていうのよ!と
メールを開いてみたくてウズウズしちゃいました。
こんにちは、ジョーディーママです。

手を変え品を変え、送る方も面倒じゃないのかな?



◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇



診療時間外の病院は普段よりも若干暗くとても静か。
ジョーディーは諸々の検査のためにすぐに中へ。
待合室のベンチに座って・・体の震えが止まらない事に気づく。
決して寒いわけじゃないのに小刻みにブルブルしちゃって。

全部調べて頂いたけれど一番心配だった心臓は問題なし。
貧血はなんと3%だけだけど回復していました。(28%)
腹水は増えていてたけれど 出血場所を特定するのは難しい。
血管がある所ならばどこでも可能性があるし
もう、開腹して調べるような時期ではなかったから。
けれど、貧血の値がわずかながら回復しているのに
やはり立つことが出来ない。

DICが起こっているのかどうか調べましょうという事になり
結果、そちらの問題もなしでした。

「立ちくらみみたいな感じだったのかなぁ」

と、院長先生。

それじゃ連れて帰ろうかと女医先生がジョーディーを抱いてきてくれて
ケージに入れたけれど・・やはり普通に立てない、ふらつく。
それを見た院長先生が「これ、貧血からじゃないかも」って。
貧血度合を示す数値は28%だったのですが
「28でこんなにならない 。
 もしかしたらコレ・・脳かな?血栓が出来はじめちゃってるのかもしれない」と。

人間ならばここですぐにMRI この子の場合はCTが可能だったけれど
それには麻酔しなきゃならない。
でもそれに耐えられるかどうか・・思わず呟いた私に

それ以前に、そうまでする意味があるかどうかなんだけど


どういう事かと言うと
CTで仮に血栓を確認出来たとして それを溶かす処置をすることになる。
けれどこの子は血管肉腫で、すでに今 出血が認められるので
その処置をすることが出来ない。出血が助長されますからね。
もしどうしてもやるなら、輸血をしながらという事になるけれど
輸血をしてもらったところで 言い方は悪いけど
垂れ流し状態になるのが目に見えてる。



つまり・・・今 出来ることはない。



ありがとうございましたとお礼を言って
やるせない気持ちのまま帰宅しました。
帰宅後、ジョーディーをマイベッドに寝かせて。

実は、あの子の癌がわかってから、私達はずっと1階居間で寝ていました。
ジョーディー自身が階段を上れなかった事もあるけれど
抗癌剤治療を始めてからはその方が都合が良くて。
いつ下痢が始まるかわからなかったから。
トイレを上にとも考えたけれど、慣れた環境が一番だし。

なのでこの日も早めに就寝しようと布団を敷き始めると
満足に立つことも出来ないくせにジョーディーがよろよろと歩いてくる。
どんな状況下でも1人で寝る事はイヤだったんだろうな。
何してるのーっ!と慌てて支えて、やっと夫の布団に辿り着いて
崩れ落ちるように横になったあの子が じわじわ~と再び失禁。
あぁ、もうダメだな。オムツかな。でもこの子きっとしてくれないよな(涙
どうしようかな・・これからどうしていってあげるのがいいのかな・・
夜通しそんなことをつらつら考えたり・・たまに眠ったり。


そして翌朝 5月7日。
ジョーディーは自分から起き出して よろつきながら「お水」と。
伏せた姿勢のままで200mlくらい飲んだのかな。
まだお水は飲めるか・・と思っていたら、何か食べたいという。
ちょっと待って~とフードをほんの少しふやかしてみるも


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やっぱりそうか^_^;
それじゃ大好きなオヤツならどうかと小さなささみチップスをあげてみれば
2つ立て続けに食べて。
まだ欲しそうにするので オヤツよりもと
冷蔵庫にあった鶏ひき肉をほんの少し焼いてあげたらそれも食べる。
あぁ良かった・・食欲は完全に落ちてるわけじゃないか。
こんなものでも、ほんの少しでも 何も食べないよりは・・・

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・・えっ?




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えぇぇっ?(((((゚ロ゚屮)屮
ち、ちょっと待って。残りのひき肉も焼いてくるから!


結局、鶏ひき肉小1パック(と言っても120gくらい)を平らげて。
その後再び寝始めたので その間にスーパーへ飛んで行って食材買い足し。
あらためて鶏胸肉とお野菜をちょこっと圧力かけてスープを作って。
お昼前だったか、自ら庭に出て 足こそ上げなかったけれど用を足して。
朝食べなかったフードに作ったスープをかけたらなんとお昼ご飯にそれを完食。
その晩は一度も起きることなくスヤスヤとお休みに。


そして翌朝、5月8日。
自力で起きて、こちらが呆気にとられている間に庭へ出て堂々と足をあげて用足し。
その後、ご飯はまだかと催促に来て 規定量をぺろり。
いつも通りに私達のパンのおこぼれも貰いに来る。
ふらつきよたつき共に無し。尻尾はピンッと上がっていて
歩く足取りも軽やかで迷いなし。
輸血も点滴も投薬もなしで・・本当になんて生命力だろうと
朝から夫と感心することしきり。

つまりこの記事、これは倒れた2日後の事だったんですよ。

しかしながら、これから先 このジェットコースターみたいな事を
あと何度味わうのかな~とも考えちゃって。
もっと自分が心身共に強くならないと この子のケアは務まらないぞと
気持ちを新たにしたのです。


IMG_1366.jpg


本当にそうだったね。






つづく

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