2013年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年07月

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ラスト『V』

気がつけば6月も下旬に入ってるんですね。
もう少し早く来たかったんですけど・・ちょっとパソコンがアレでね。
再セットアップなんぞを施したはいいけれど
その後がまたちょっとアレだったりして。
月命日過ぎちゃいましたよ┐(´-`)┌

こんにちは、ジョーディーママです。




◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇





本日はまず、素敵な頂き物をご紹介です。





福パパさんがね、2度と叶わぬ夢を叶えてくださいました。



題して




じょじょじょ~でぃ♪




出来ることなら1度会いたい、会わせたいとずっと思っていたジョジョ君
ジョーディーの甥っ子にあたります。
それをこんな形で一緒にして下さいました。
どうもありがとうございます<(_ _)>
頼んでくれたJ姐さんもありがとうね!



そしてこちらもコラボ。

20130612192924f3d.jpg

一緒にいるのは福さんです。
その福さん、なんでも虹の橋をかじっちゃってるらしいんですよ。
で、目の前に現れたジョーディーに懺悔を始めたところが・・・
ただのコスプレおやじだとわかって
壊れちゃった虹の橋を支えさせてるみたいです(笑)

生まれてからずっと「彼女いない歴=年齢」で
結局そのまま虹の橋を渡って行ったジョーディー。
あちらの世界でも・・・やっぱり強いのは女の子なんだなぁ^_^;


そしてこちら。

yokudekita.jpg

私が及第点をもらった・・証し?
ふふっ、嬉しいな^^





さて-。




本日最後にアップするのはこちらのV。
おそらく、私がお届けする ジョーディーのラストVです。
今まで当ブログにお越し下さったすべての皆さま
ずっと私を支え続けてくれた友人たち
そして・・・他ならぬジョーディーへ 最大級の感謝を込めて。


所々にブログ開始前の未公開画像があるよ^^












で、このブログ・・これからどうしようかな。
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追悼ーウメさん

その知らせが入ったのは
まだジョーディーの抗癌剤治療真っ最中だった3月。




あのね、ウメさんが死んじゃった・・・




は?何言ってんの?ワケわかんないんだけど?
思わずそんなセリフが出てきてしまった私がいました。
だって、前の日に美味しそうにウェットフードを食べる姿
見たばかりだったんだもの。


突然のことで、ショックのあまりに何も言えず
ブログも閉鎖せざるを得なかった古梅ちゃんを、どうか責めないでいただきたい。
そう、私などよりもっとずっと辛いはず。
それでも少しずつ前を向こうと決心したんだね。


ウメさんとジョーディーは同郷です。
お互いビーグル牧場出身。
そんなこともあって親近感もアリアリで。

ウメさん
           お写真はウメっしゅだっしゅよりお借りしました


昨今、家庭犬として馴染みの深くなったビーグルが
「猟犬なんだ!」とあらためて思い出させてくれるワイルドさ
ひとたび「おにぃちゃん」を前にした途端 
恋する女へと変わる、純情可憐なその瞳。


狩りが得意で 歌も上手くて・・
もっともっと沢山のウメさんを知りたかったよ。



ウチのジョーディーにはもう会った?
ちょっとだけビビリな所があるかもしれないけれど 仲良くしてね。




ウメさん

ウメさん2





また、いつか会おうね。

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感謝。

・・・・・今、大きく息を吐き出しました。






IMG_0241.jpg



皆さん、ジョーディーの最後の日々を読んで下さってありがとうございました。
私に書かせて下さって本当にありがとうございます。
あの子の頑張り、残して良かった。

ジョーディーは本当に恰好良くて特別な子です。最高の子です。
私達夫婦にとってはね。
・・・どういう事かって?
皆さんの可愛い子達だって同じってことですよ。
みんな計り知れないパワーを持ってるんです!
決してジョーディーだけが特別なんじゃないですからね。
そこだけ間違えないでください。





さて。


まだ、書いていないことがありましたよね。
病気がわかった時点で 皆さんに何もお知らせしなかったワケ。
1つではないけれど、一番大きな理由は多分 私のわがままです。

癌になっちゃった可哀相なジョーディー君

そう見ていただきたくなかったんです。


IMG_0023.jpg



当ブログのタイトルは Geordie Smile !、ジョーディー 笑って!です。
ブログを始めた時から私がお伝えしたかったのは
いつでもあの子の笑顔、クスッと笑える出来事 でした。
もしこれが、上手に付き合いながら生活できる病気や
頑張れば治る可能性のあるものだったなら
現在進行形でありのままをお伝えしていたかもしれません。
でも、そうじゃなかった。
残された時間はあまりにも少なかった。
だんだんと笑顔が少なくなっていくジョーディーを・・
公開ブログで あの子の命のカウントダウンをしたくなかった。

手術が無事に出来た時、病気の詳しい事は書かなくても
奇跡の復活劇だけでも書いてはどうか 励まされる人もいるんじゃないか
そう言ってくれた友人もいました。
でも、やっぱりそれも無理でした・・・。
もしも「もう大丈夫なんですね?」とでも聞かれてしまったら
『ハイ大丈夫です^^』とは答えられない。それでは嘘になってしまう・・。

それなら何も言わず、いつも通りで行こうと決めました。
そのせいで沢山の方を驚かせてしまった事
あらためて申し訳ありません。


IMG_1253.jpg



ずっと考えていることがあります。
13年前、初めてジョーディーと出会った日
あの日以来、私がジョーディーを見つけたんだと そう思ってきました。
だけど、逆だったね。
選んだのはジョーディーの方だった。
あの子が自分の意思で来てくれたんです、きっと。

私という人間を成長させるために。

本当の強さ 優しさ 勇気 毎日をとことん楽しむこと
そして・・・時には辛さに耐えて決断しなければいけない時があること
それらを13年かけて私に教えていってくれた。


1月19日のあの日、あのまま逝かずに復活してくれたのは
きっと私がまだダメダメだったから。
もしあの時 あのままジョーディーを失っていたら
おそらく私は今ここにいません。
悲しみに押しつぶされていたことだろうと思います。



だから君は・・4か月という時を、体を張って残してくれたんだね。

IMG_1225_20130614211407.jpg

ありがとう。
君の介護をさせてくれて本当にありがとう。




ねぇジョーディー。


IMG_0006.jpg







私は及第点が取れましたか?

| ジョーディー最後の日々 | 00:00 | comments:25 | trackbacks(-) | TOP↑

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命の尊厳~最期のこと。

先月末から書きはじめたジョーディー最後の日々。
思い出しながら、記録を確認しながら書き進めることで
自分の中の思いを少しずつでも消化していけたら・・そう考えていましたが
それはつまり、記憶の中でもう一度あの子を看取る事なのだと
今更ながら気づかされています。

こんにちは、ジョーディーママです。




◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇



その日の朝は静かに始まりました。
前の晩、ちょっと辛い時間帯があってあまり眠れていませんでした。
ジョーディーも私達も。

いつもなら布団をたたんで ジョーディーはクッションへ移動。
それがこの日は全く動こうとしない。
ならばそのままでいいだろう、布団も敷いたままにしておこう。
何か食べるかな?飲むかな?
夫が軟らかめのオヤツをあげてみる。前の日までは食べていたもの。

いらないや。

固形物はダメかな?
それではとヤギミルクを少量お湯に溶かしこんで、これならどう?

いらない。

もしかしたら何も欲しくないのかなぁ? お水は?

お水なら飲む!


とうとうここまで来ちゃったか・・・。
ヤギミルクとお水、どちらも液体です。口に入れれば同じような物です。
お水が飲めるなら、せめて少しでも栄養のあるミルクを・・
なんどもそう思ったけれど断固として「いらない」と。
こんな時のために、友人に流動食のレシピをいくつか教えて頂いてました。
寝たきりで、何をしてもどこへ移動させても一切無抵抗だったこの時なら
もしかしたらシリンジでそれらを口に入れることも出来たかもしれません。

実は2度目に倒れて病院へ行った時

後、出来ることは輸血だけ。

そう言われたことがありました。
健康な子の血液をいただいくことで そこに含まれる血小板に出血を止めてもらう。
ただ、ジョーディーは2度目の輸血になるので
もしかしたらショック症状が起きるリスクはありますが、と。

選択しませんでしたけれど。
そして今回、無理に栄養を摂らせることもしませんでした。

ご飯が食べられなくなってからのジョーディーは
ちゃんと自分で加減をしていました。
食べられる時には好きな鶏肉や結構な量のジャーキーを食べる。
固形物が無理そうな時には ヤギミルクをゴキュゴキュ飲んで。
それが一切を拒否。 
あぁ、体がもう無理だって言ってるんだな・・そう思いました。


本心ではやりたかったですよ、どちらも!諦めたくなんてない。
この13年間、他の誰よりもあの子と一緒に過ごしてきたんだもの。
世界中の他の誰よりもあの子を愛しいると言い切る自信がある。
出来る事ならずっとずっとそばにいて欲しい。
でも・・・愛しているから、大切だからこそ出来なかった。
長く苦しめるだけだと知っているから。
一時的に持ち直したとしても再び苦痛に襲われることがわかっていたから。
その回数を・・増やしてしまうだけだから。
今、その時の自分を思い出しても 体が震えて涙が出ます。

生きていて欲しい・・・でも、生かしたいわけじゃない。



ひとしきり水を飲んだあの子を撫でながら言いました。

また後であげようね。
大丈夫、他の物を入れたりしないから。無理強いはしないよ。


夫は静かな音でずっとヒーリング音楽を流していました。
ジョーディーが少しでもリラックス出来るように、と。
そして時折撫でたり話しかけたり・・・。


朝からなんとなく予感はしていたものの
今夜かもしれないな・・そう思ったのは夕方過ぎ。
特別に何かあったというわけではなかったけれど
唐突に「そう感じた」としか言いようがありません。
いつもよりもかなり早めに夕食を済ませ
ジョーディーを挟んで夫と二人つらつらと
初めて迎え入れた日の事やこれまでの思い出話をして。
時折、呼吸が苦しそうになるジョーディーに声をかけ撫で続け。

ジョーディーを迎えた時から、出来るだけ元気で長生きをして
最後はお昼寝をしたまま静かに・・そんな風に送ってあげたいと
ずっとそう思ってきました。
病気になってしまってそれは叶わなかったけれど。
段々と呼吸が浅く荒くなる。
こんな辛そうな苦しそうな時間が、一体あとどれくらい続くんだろう?
私は決して信心深い人間ではないけれど
神や仏が本当にいるのなら、なぜこの子をこんなに苦しめるの?
この子はこんな目に遭わなきゃいけない子じゃない。
これ以上苦しめないで!
そんな、怒りにも似た感情が湧いてきて。
そしてあの子の顔や体を撫でながら・・そっと思いを伝えていました。

ジョディ君、そんなに苦しいならもうこれ以上頑張らなくていい。
私はもう大丈夫だから。
今がその時なら、もう逝かなきゃいけないのなら・・逝っていいんだよ。

 
とても怖くて、言葉には出来なかったけれど。


私はこれまでに「看取った」という経験は一度もありません。
人も動物も。
実父は朝、犬の散歩に出てそのままだったから当然間に合わず
義父は病院にいて・・・誰も間に合わず。
今まで係わって来た犬達も、自分がまだ子供の時だったり
仕事のために実家を離れた後だったりで。
だから自信がなかったけれど・・不思議とわかるものなんですね。
苦しげだったジョーディーが一際大きく息を吸い込んだ時

あ・・・最期だ

思わず口にしていました。

ジョディ君、ありがとう!ありがとう!

泣きながら何度もそう叫ぶ夫。


私は、「ジョーディー」と ただ名前を呼ぶことしか出来なかったな。
それまで上下していた胸が動かなくなって 呼吸も止まって・・・。



2013年5月21日 21時49分。
ジョーディーが13年の生涯を閉じた瞬間でした ―



DSC01638.jpg








記事自体はもうちょっと続きます。

| ジョーディー最後の日々 | 00:00 | comments:17 | trackbacks(-) | TOP↑

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プライド。

月曜日の事ですが、家の裏にヘビが出ました。
立て続けに2度。
まだまだ細くて小さいやつでしたけど。
放っておいても害のないシマヘビなのか 危ないヤマカガシなのか
今後のためにもきちんと確認しておかなければと
近寄ってじっくり眺めたんですけど・・
私もそうそうヘビに詳しいわけじゃないからちょっと見わからない。
ん~、と顔を覗き込んだら目と目が合って…一目散に逃げられました。
今年もヘビの当たり年なのかなぁ。
こんにちは、ジョーディーママです。




◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇



ジョーディーが立てなくなった。
まず考えなければいけないのがオシッコとウンチです。
倒れる度に失禁したり脱糞したりしてましたしね。
オムツも考えないわけではなかったけれど、それも出来ませんでした。
理由の1つは腹水。
この頃にはもうお腹はパンパン。ヘタに刺激できない。

そしてもう1つ、最大の理由は ジョーディー自身。


私達も、それなりに対策はしていました。

IMG_9604.jpg

あの子のクッション、ベッド全てにペットシーツを貼りつけ
私達の布団には友人に譲ってもらった子供用のオネショシーツを装着。



トイレ前も

IMG_9596.jpg

もうどこでしてもいいんだよ状態。


それでも
もう立ち上がる事すら出来ないのに 頑としてトイレでしたがったんです。
今思えば、これはあの子なりのプライドだったのだろうと。
尿意を催すと かろうじて力の入る前足で立つそぶりを見せ
視線をスッとトイレ方向へと流し

オシッコするから支えててもらえないかな?

とでも言うようにこちらを見る。
だったら是が非でも支えるしかないじゃないですか。

これは夫が頑張りました。
私にはさすがに重たくて無理でね。せいぜい後足を支える程度で。
ジョーディーも自分に出来る限り頑張って、残りは全てこちらに委ねてくれて。
あの子の信頼の重さと、自分だけではもう無理だと理解しているだろうことが
なんとも切なくて・・。
それでも無事に出来た時には目一杯褒めましたよ。

ジョディ君偉い!頑張ったね~!
君は本当に恰好良いなぁ!!


本当にそう思ってたから。


オシッコ問題はこれで一応解決したのですが
ウンチがね・・気づいたらもう3日程出ていなくて。
これも二人で支えつつ何度か試みるも ことごとく失敗に終わって。
一生懸命声をかけて トイレがダメならばと
昼間暖かい時間に庭へ連れて行って試させて。
ジョーディーも出したいんだけど、力が入らないから踏ん張れないんです。

こういう時にどうしてあげればいいのか 病院で聞いておくなり
事前に調べておかなかった自分に舌打ちをしつつ慌ててネット検索。

なんの事はない、肛門周りをマッサージすればいいようで。
肛門の付け根とでも言えばいいかな?
その辺りを左右から優しく押すようにつまむように。
ジョーディーの場合は、そこに便があるのが感触でわかって。
なんとか出てくれ~と念じながら・・4~5分やってたかな?

トイレ行く! する!! 出る!!!

って(笑)
なにしろ3日ぶりだから 便の水分が抜けちゃって硬くなってて
この時はかなり大変そうでしたよ。あの子も唸り声をあげて。
無事に出し終わって クッションに寝かせた時には
出し切った~!という顔をして。
私達はただもう褒めちぎって。





もっともこれらの事が出来たのも、19日夜まで。
翌20日からは どう頑張ってもオシッコが出なくて。
膀胱から尿道へのマッサージ法もあったけれど上手くいかなくて。
犬はオシッコが36時間以上出ないと、尿毒症を起こして命にかかわる
ネット検索していた時にそんな文言を見つけていました。
どうしようかなと悩んだ時点で、最後に出してからすでに24時間が経過。
翌朝を迎える頃には36時間過ぎてしまう。
20日の夕方、もう行くことはないかもしれないと思っていた病院へ。
カテーテルで処置をしていただきました。
この時のジョーディーの膀胱には6割程度の尿が。
行って良かった~!


明日、もしまた出なかったら遠慮なく連れてきてくださいね


そう仰っていただいて。



ジョーディー君、最初で最後の尿道カテーテル。







つづく

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それぞれの思い。

ジョーディーの癌がわかって
頭では理解しても心がまだそれを受け止めきれていなかった頃
私に、こんな言葉を下さった方がいました。

突然の出来事だと、どうしていいのかわからなくなりますよね。
人も動物も生きとし生けるものは全て死があります。
そのタイミングは全て自らが決めて来ています。
そしてそれはベストタイミングを選んできています。
出会えた命に感謝して、身体を持って一緒にいられる時間を愛を持って過ごす。
こんな意識を選ぶ事も、寂しさ、つらさ、悲しみの意識を選ぶ事も出来ます。
どの意識を選ぶかは、私達次第ですね。


出会えた喜びに精一杯感謝しよう。
そしていつの日かジョーディーが逝かなければいけなくなった時
それがあの子の決めた事ならば どんなに辛くても受け入れよう
この言葉を頂いていたことで、私はそう考えられるようになりました。
あの子を見送った今でも、本当に有難かったと そう思っています。
こんにちは、ジョーディーママです。





◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇




寄せては返す波、なんて言い方をよくしますが
ジョーディーが一度倒れて復活した後
亡くなるその日までの約2週間はまさにそんな感じでした。
静かに穏やかに行ったり来たりする小さな波(たまにフラフラ)
そして時折 溜まりかねたようにザブーンとくる大きな波。(=倒れる)

5月8日以降、その比較的大きな波は3度訪れました。
今度こそもうダメなのか・・と思わせておいてその度に復活して。

そしてそんな時には決まって

IMG_9594.jpg

人の前に来てはこういう顔をする。
なんとも不満そうな、ちょっと淋しそうな顔でしょ?これね

ねぇ、宝探ししようよぅ。なんで遊んでくれないの?

って言ってるんですよ。

アンタが倒れちゃうからだよ(涙)

この時の私には、もうそう答える以外ありませんでした。。
ジョーディーだってボール投げが出来ない事はわかってる。
だからさすがにそれは催促しなかったけれど
必死に私をオモチャ箱の方へ誘導するんです、視線で。
けれどもう・・宝探しも無理な状態で。
あの子が引き下がるのも早かったけれど、断るのは辛かったな。

病院では「もしかしたら脳への転移が始まっているかもしれない」
そう言われたりもしたけれど
それでも復活出来たのはおそらくあの子がご飯を食べていたから。
先生にも「さすがビーグルですね」と苦笑されるくらい。
倒れて、その拍子に失禁したり脱糞したり
血液検査で貧血度の数値がもう20%しかないのに
2日もすればフードも手作りスープもペロリと平らげて。
そんな間には新発見もありましたよ。

ジョーディー君はグリンピースがお嫌い

スープを作った時に入れたんですけどね。
器用にそれだけお皿の中に残したり 全部外に出てたり^_^;
状況的にはかなりシビアだったのに 笑わせてもらったな~。


亡くなる1週間前くらいからだったかたまに辛そうに唸る時がありました。
どうにかしたいんだけどどうにもならない~
という感じに。
この頃にはもう自由に動くこともままならなかったな。

抗癌剤治療を止めると決めた時から
もう1つ 自分の中で誓った事がありました。
私の中のジョーディーへの思いを全て「ありがとう」に変えよう
「ごめんね」は口にするまい、と。
ご飯を食べたら「今日も綺麗に食べてくれてありがとうね~」
遊んだ後は「ママも楽しかったよ、ありがとう」という具合に。
そう誓っていたのに・・私、また間違えちゃって。

その時ジョーディーはお水が飲みたくて、目で必死に私に訴えてたんです。
けれどなかなかそれに気づいてあげられなくて。
何かを訴えてるのは知ってたの。
それがお水なんだと辿り着くまでに時間かかっちゃって。
そうでなくてもたまに苦しそうなのにどうしてあげることも出来なくて
見ているしかない自分が不甲斐無くて泣きたくなって・・ 
思わず口にしてしまったんです。

ジョディ君、すぐに気づいてあげられなくてゴメン
苦しい時にママ何も出来なくてゴメンね


って。

動くことも辛いはずのあの子が突如、驚いたように立ち上がって
それから必死に私の顔を舐めはじめて。
まるで

違うよ、ママのせいじゃないんだよ。

とでも言うように。


・・・バカか私は。
お水なんだと教えてくれてありがとうって言わなきゃいけないのに
誰よりも辛いはずのあの子に気をつかわせてどうする(涙)




その時の私に出来たのは ただあの子を抱きしめる事だけでした。





そして5月18日、「その時」から3日前。
ジョーディーはとうとう自力では立つことが出来なくなりました。






つづく

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ジェットコースター。

相変わらず、毎日沢山の迷惑メールが来ます。
過去に来たものと同じなら、自動的にフォルダ隔離されるのですが
新手の物はいちいち選別しなきゃならない。
今朝メールチェックをしたら、同じアドレスから

「俺が年下だからダメなんですか」
「俺はもうダメかもしれません…」
「今日お昼12時に」

というタイトルのものが2時間おきくらいに送られてきていました。
お昼の12時に何?なんなの?何だっていうのよ!と
メールを開いてみたくてウズウズしちゃいました。
こんにちは、ジョーディーママです。

手を変え品を変え、送る方も面倒じゃないのかな?



◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇



診療時間外の病院は普段よりも若干暗くとても静か。
ジョーディーは諸々の検査のためにすぐに中へ。
待合室のベンチに座って・・体の震えが止まらない事に気づく。
決して寒いわけじゃないのに小刻みにブルブルしちゃって。

全部調べて頂いたけれど一番心配だった心臓は問題なし。
貧血はなんと3%だけだけど回復していました。(28%)
腹水は増えていてたけれど 出血場所を特定するのは難しい。
血管がある所ならばどこでも可能性があるし
もう、開腹して調べるような時期ではなかったから。
けれど、貧血の値がわずかながら回復しているのに
やはり立つことが出来ない。

DICが起こっているのかどうか調べましょうという事になり
結果、そちらの問題もなしでした。

「立ちくらみみたいな感じだったのかなぁ」

と、院長先生。

それじゃ連れて帰ろうかと女医先生がジョーディーを抱いてきてくれて
ケージに入れたけれど・・やはり普通に立てない、ふらつく。
それを見た院長先生が「これ、貧血からじゃないかも」って。
貧血度合を示す数値は28%だったのですが
「28でこんなにならない 。
 もしかしたらコレ・・脳かな?血栓が出来はじめちゃってるのかもしれない」と。

人間ならばここですぐにMRI この子の場合はCTが可能だったけれど
それには麻酔しなきゃならない。
でもそれに耐えられるかどうか・・思わず呟いた私に

それ以前に、そうまでする意味があるかどうかなんだけど


どういう事かと言うと
CTで仮に血栓を確認出来たとして それを溶かす処置をすることになる。
けれどこの子は血管肉腫で、すでに今 出血が認められるので
その処置をすることが出来ない。出血が助長されますからね。
もしどうしてもやるなら、輸血をしながらという事になるけれど
輸血をしてもらったところで 言い方は悪いけど
垂れ流し状態になるのが目に見えてる。



つまり・・・今 出来ることはない。



ありがとうございましたとお礼を言って
やるせない気持ちのまま帰宅しました。
帰宅後、ジョーディーをマイベッドに寝かせて。

実は、あの子の癌がわかってから、私達はずっと1階居間で寝ていました。
ジョーディー自身が階段を上れなかった事もあるけれど
抗癌剤治療を始めてからはその方が都合が良くて。
いつ下痢が始まるかわからなかったから。
トイレを上にとも考えたけれど、慣れた環境が一番だし。

なのでこの日も早めに就寝しようと布団を敷き始めると
満足に立つことも出来ないくせにジョーディーがよろよろと歩いてくる。
どんな状況下でも1人で寝る事はイヤだったんだろうな。
何してるのーっ!と慌てて支えて、やっと夫の布団に辿り着いて
崩れ落ちるように横になったあの子が じわじわ~と再び失禁。
あぁ、もうダメだな。オムツかな。でもこの子きっとしてくれないよな(涙
どうしようかな・・これからどうしていってあげるのがいいのかな・・
夜通しそんなことをつらつら考えたり・・たまに眠ったり。


そして翌朝 5月7日。
ジョーディーは自分から起き出して よろつきながら「お水」と。
伏せた姿勢のままで200mlくらい飲んだのかな。
まだお水は飲めるか・・と思っていたら、何か食べたいという。
ちょっと待って~とフードをほんの少しふやかしてみるも


IMG_1369.jpg

やっぱりそうか^_^;
それじゃ大好きなオヤツならどうかと小さなささみチップスをあげてみれば
2つ立て続けに食べて。
まだ欲しそうにするので オヤツよりもと
冷蔵庫にあった鶏ひき肉をほんの少し焼いてあげたらそれも食べる。
あぁ良かった・・食欲は完全に落ちてるわけじゃないか。
こんなものでも、ほんの少しでも 何も食べないよりは・・・

IMG_1373.jpg

・・えっ?




IMG_1373-2.jpg

えぇぇっ?(((((゚ロ゚屮)屮
ち、ちょっと待って。残りのひき肉も焼いてくるから!


結局、鶏ひき肉小1パック(と言っても120gくらい)を平らげて。
その後再び寝始めたので その間にスーパーへ飛んで行って食材買い足し。
あらためて鶏胸肉とお野菜をちょこっと圧力かけてスープを作って。
お昼前だったか、自ら庭に出て 足こそ上げなかったけれど用を足して。
朝食べなかったフードに作ったスープをかけたらなんとお昼ご飯にそれを完食。
その晩は一度も起きることなくスヤスヤとお休みに。


そして翌朝、5月8日。
自力で起きて、こちらが呆気にとられている間に庭へ出て堂々と足をあげて用足し。
その後、ご飯はまだかと催促に来て 規定量をぺろり。
いつも通りに私達のパンのおこぼれも貰いに来る。
ふらつきよたつき共に無し。尻尾はピンッと上がっていて
歩く足取りも軽やかで迷いなし。
輸血も点滴も投薬もなしで・・本当になんて生命力だろうと
朝から夫と感心することしきり。

つまりこの記事、これは倒れた2日後の事だったんですよ。

しかしながら、これから先 このジェットコースターみたいな事を
あと何度味わうのかな~とも考えちゃって。
もっと自分が心身共に強くならないと この子のケアは務まらないぞと
気持ちを新たにしたのです。


IMG_1366.jpg


本当にそうだったね。






つづく

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少しずつ・・・。

以前、楽天ブログの頃に書いたジョーディーの名前の由来。
その同じSFドラマの中にQという登場人物(生命体)がいるんです。
その特徴は色々あれど、特筆すべきは彼(?)の持つ力。
時間・空間移動は自由自在。架空の空間を作り出すことも出来
おそらく人間が想像出来る、それを上回る範囲で彼に出来ない事はない。
・・・・死んだ命を蘇らせることも。
この頃の私は、本気でQの力があったら・・そんなバカな事を考えていました。
倫理に反するというなら、癌を直せとは言わない。
元通りの健康体に戻して欲しいなんて無茶は言わない。
他に何も願わないから、せめてこれ以上あの子の体を蝕まないように
癌細胞が体内にいてもいいから、じっと動かず封じ込めていられるように・・。

人間、時に愚かしいほどに そんな事に真剣になったりするものです。
こんにちは、ジョーディーママです。



◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    



そのままずっと続くかと思われた平和な日々に綻びが見えだしたのは
ゴールデンウィーク中のことでした。
気温上昇に伴ってそろそろ蚊もダニも本格的に活動を始める頃。
ジョーディーにもきちんと準備を、と病院へ行ったのが5月2日。
この日はいつもの女医先生じゃなくて男性だったな。

元気そうですね、抗癌剤を止めて良かったかもしれないですね~

そんな言葉を頂きつつ、ミクロフィラリア検査をして
予防薬とフロントラインをそれぞれ2か月分買って。

あれ?と思ったのがその日の夕方。
食欲は何の問題もないけれど・・目に、それまでの覇気がない。
少しだけれどふらついた瞬間もあったり
あの子自身も落ち着かないようで、結局その晩は殆ど眠らず
移動の際にヨタヨタっと。
翌朝一番で再度病院へ。
血液・レントゲン・エコー検査のため数時間お預かり。
心配された 心臓・腎臓・肝臓に数値的な問題こそなかったものの
やはり貧血状態でした。24%だったか25%だったか・・。
そして、残念ながら 胸のあたりに転移の影がうっすら
加えて、少し腹水が確認されました。どこからか出血が始まっている・・。
ただ、赤血球の赤ちゃんの数は十分で 
あの子の体はまだまだ頑張って造血している状態で。
おまけにやっぱり食欲は満点で^_^;

試しにフードを一皿あげたけど、ペロッと平らげてましたよ^^

と。
ただ、血小板の値が著しく低かったんです。
だからこそ出血が止められないわけですが。
最初に、1月19日に駆け込んだ時と変わらないような低さ。
それを見た院長先生が

DICの危険性が・・ちょっと心配だなぁ

結局、この時出来る処置は特になく(ご飯食べてるから点滴もいらない)
そのまま帰宅。
とうとう始まっちゃったのかな・・
そんな風に考えだす自分と、必死にそれを打ち消す自分とのせめぎ合い。
ただただ、衰えを見せることのない食欲に救われて。


大きな波が襲ってきたのはそれから3日後、5月6日の夕方。
その日は朝から元気がないのはわかっていました。
歯茎も何となく白っぽい。窓辺で寝たまま起きない。
朝・昼ともに完食したけれど、何とも言えない「んー・・」と言う感じ。
目が離せないので傍で見ていた5時過ぎ。
座椅子で寝ていたジョーディーが立ちあがり、マイベッドへと移動。
その後ろ姿に明らかな違和感を感じ「どうした?」と声をかける。
踵を返してこちらに戻ってきて 私の足元のクッションに伏せた時には
緊急事態だと察知。

ジョーディー?ジョディ君どうしたの?大丈夫?

目が、焦点が合ってない・・と、伏せの体勢のまま突如白目を剥き
そのままバタン・・・失禁、そして叫び声を2度。

しっかりしなさいジョーディー!

聞こえる?


突然の私の大声に2階から駆け下りてくる夫。

祝日だったこの日は病院の診察時間が午前中だけで。
それでも迷わず電話をしました。
時間外だという事はわかっているけれど診ていただけないか、と。

快くOKを頂いてすぐに向かいました。
連休中の夕方、病院へ行く時に通る道は都心方面と銚子を結ぶもの。

大渋滞 (--,)


久しぶりにマジでイラついたなー、あの時は。


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いいのよ。
それが私の役目であり・・・喜びだったんだから。




つづく

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母、怒られる。

昨日の夕方、かなこちゃんこんな記事をUPしていました。
ジョーディーの夢を見たんだそうで。
ピッカピッカの笑顔に艶々のボディーで元気に歩いていようで。
それはとても嬉しいけれど、私の夢には一度も出てきてくれないな~とか
あの子はたとえリードが切れても呼び戻しは完璧だったけど
何があっても もう絶対に、呼び戻したりしちゃいけないんだよな・・
と思ったら、涙が止まらなくなって困りました。

こんにちは、ジョーディーママです。



◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇



抗癌剤治療を止めるという決断を 先生は快く受け止めて下さいました。
それならば今日はもう診察の必要はないですよ、という事で
一緒に行っていたジョーディー君は病院付近をお散歩しただけで終わり。
ボク、今日は何しに来たの?という顔をして(笑)
帰宅してお互いに落ち着いてから、あの子に話をしました。

ジョディ君、今日先生に会って 抗癌剤止めますって言ってきちゃった。
悩んだけど、君の事が大好きだから・・決めちゃった。
もう治療の度に病院に置いていったりしないし
毎週毎週血液検査しなくてもいいし お薬も飲まなくていいよ。
もう君がイヤな事はないから、しないから。
ご飯もオヤツもきっとすぐに 前みたいに食べられるようになるよ。
でも、もしそのせいでジョディ君の時間が短くなっちゃったらゴメン。
本当にゴメン。許してね。


私の言う事は、その殆どを理解してくれるジョーディー。
今回もわかったんだろうな・・そう思いました。

明らかに変わったから。

表情がどんどん明るくなって 庭に出て遊ぼうという事が増えて。
そして何よりこの頃から、今までとは違う意味で我慢をしなくなりました。
オヤツが食べたいとなれば躊躇することなく催促する
テレビを見ようとすれば それよりも遊ぼう と言う
パソコンを開けば そんな暇があるならお庭行かない? とツンツン突く。
思い切り甘える。
そんなしぐさの数々が いつでも楽しそうで嬉しそうで。
だからこちらも可能な限り「ハイハイ」と応じて。

ただ、残念ながらこの頃の写真が殆どないんです。
カメラを手にすると、それまでの楽しそうな表情が消えるんですよ。あの子の。
レンズなんか通すなと言いたかったんでしょうね。


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そんなある日の事。


ねぇ、お庭行かない? ボール遊びしようよ~♪


いつものようにそうあの子に誘われて。
でも、とにかく連日なんですよ。1日に何度もだったんです。
なるべく希望を叶えてやりたいけれど、あまり疲れさせたくもない。
それに・・正直を言うとボールを投げて走って遊ぶことで
あの子の血液の循環が良くなる事が怖かった。
癌細胞が一緒に体中を駆け巡るんじゃないか・・そんな風に思って。

昨日もボール投げしたでしょ?夜もお部屋で遊んだし。
今日は宝探しにしない? ホラ、ママ隠してあげるから。


なんとか言い含めようとした私に ジョーディーが怒りました。
唸ってとか歯を剥いてというのではなく
たった一言、何とも言えない声音で ぎゃん! と。
本当に、たった一言だけ。そして顔も、ものすごく怒っていた。


なぜわかってくれないんだよ!


そう一喝されたんです。
あぁ、ごめんなさいジョーディー。私はまた気付かなかったんだね。
「今」じゃなきゃダメなんだよね。
明日も遊べるとは限らない、「今」出来ることがいつ出来なくなるかわからない。

そうだね、お天気もいいしボール投げしようか^^

始めたボール遊びは とても楽しい時間でした。



毎日が春の日差しのように優しく輝いて
こんな日がこのままずっと続けばいい・・いつもそう思ってたっけ。


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つづく

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クオリティ・オブ・ライフ

お隣からビワを頂きました。枝ごと♪
何年も前に食べた時の種を撒いたら芽が出たそうで
今では立派な木に成長しているんです。
私達が食べる前に そのままジョーディーの遺影の前に供えて。

やーっとおこぼれ卒業だ~!

という嬉しそうな声が聞こえた気がしました。
こんにちは、ジョーディーママです。



◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇



今になって思い返してみれば
おそらくジョーディーへの抗癌剤の副作用は
吐き気・嘔吐・食欲不振・そしてだるさだっただろうと考えています。
追加の医療行為が必要になるような数値は一切出なかったし
骨髄・心臓への影響もなく、吐き気と嘔吐は何とか抑え込みに成功。
食欲不振に偏食、とにかくこれは・・だったなぁ。

否、それだけだったなら良かったのに・・と思うのです。

朝晩飲まなければいけないお薬、ネックはこれだった・・。
カイカイ持ちだったジョーディーは これまでにも度々
種類こそ違えど 抗生物質を飲んできました。ご飯に混ぜて。
たまに「イヤなんだよな・・」という顔はするものの
そこはビーグル、ちゃんと一緒に食べてくれてましたよ。
ところが今回ばかりはそれも不可能。絶対にイヤだと拒否。
そこで肉団子の中に入れて、ご飯前に食べてもらう事に。
これも簡単ではなくてねー。
人の3千倍から1万倍はあるという臭覚をフルに活用してくれて
ちょっとでも怪しいともう口にしない。それどころかその後のご飯も拒否。
肉の種類を変えてみたり 周りに低塩チーズをまぶしてみたり。
私の毎日の始まりはいつもあの子の肉団子作りからでした。

そして、投与後1週目 長い時には2週目まで残ることもあった下痢。
これはどうやら抗癌剤だけのせいではなかったようで。
大量の抗生物質のせいだったのではないかと。
そうでなくても便がゆるめになる事が多い抗生物質が
なんてったって3種類でしたからね。
その証拠に、薬を飲まなくてもいい 次の抗癌剤までの最後の週は
ちゃんと治まってたんですよ、どんな下痢も軟便も。
抗癌剤を投与することで飲まなきゃならない薬で更にこうなる・・
それってどうなのかな、と段々と疑問が湧いてきて。

そして第3回目の投与の後、私が一番恐れていたことが起きました。

きっかけは朝一番の薬入り肉団子。
誰が食べるもんか!って。
それじゃ朝食はと用意するもそれも食べない。
多少なりとも疲れがたまっていた私、さすがにちょっとイラッとして
気分転換にシャワーを浴びてくるからと夫にあの子をまかせて。
出て来てみたら 夫が肉団子を食べさせてくれていました。
その時は あぁ良かった、ありがとう! で済んだのですが・・。

これ1度では終わらなかったんです。そう・・・

私の手からは食べない。

ただのオヤツですら 私があげると一旦床に落としてニオイチェック
ちょと噛んで安全を確認してから一口ずつ食べる・・・
そんなことをするように。


これはある時の昼食の風景。フードのみ、お薬も何も入ってません。
カラカラと音がしていたから あ、今日は食べてくれてるのかな
完食は無理だろうけど、どのくらいお腹に入れてくれたかな~と見に行けば・・

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なんでこうなったと思います?あの子、なにしてたと思います?
一粒一粒口に入れては床に置いてたの。
食べないよっていう意思表示。

やってくれるわ~^_^;と写真を撮って
まったく・・ジョディ君はさ~と いいながら振り返れば

IMG_8498_20130607145847.jpg

あの子がこんな目で私を見ていて。


この時受けた衝撃はきっと忘れられません。ショックなんてものじゃない。
私・・ジョーディーの信頼を失っちゃったのかな?
でも、こっちだってこんなに一生懸命やってるのにとは言えないんですよ。
だってそこまでこの子を追い詰めちゃったのは私だもの。
抗癌剤治療中なんだから、体力が落ちちゃったら大変
とにかく食べてもらわなきゃ、何とかして薬を飲ませなきゃって
その事ばかりに固執して、この子の声を聞こうとしてなかった・・。
医療行為でどうにかなることなら先生方にお願いすればいい。
でも、失った信頼は?


ジョディ君・・・ママ、間違えちゃったのかな?


迎えた定期の血液検査日。
たった1週間で1キロ弱体重が減っていて。

近い将来、癌のせいで食べたくても食べられない時が必ず来る。
でも、今はまだその時じゃない。
今、食べない 食べられないのはこの子のせいじゃない。
次の血液検査の日、女医先生に切り出しました。

抗癌剤治療を止めようかと考えてるんです・・・


そんなことで止めちゃうの?って思います?
致命的な副作用が出てないのにって?
でもね、これにもちゃんと理由があったの。
病理検査の結果が出た時、あの子は「もって1ヶ月」と余命宣告されていました。
「抗癌剤を使ったとしても3カ月です」とハッキリ。
仕方ないんです、それほど酷い状態だったのだから。
そしてこの時点ですでに2か月が経っていたんです。
つまり、残された時間はきっとあとわずか。
副作用等がなければ たとえわずかでも延命効果にかけようと思っていたけれど
これではあまりに酷すぎる。

女医先生は仰いました。
治療を受けたジョーディーちゃんと受けないジョーディーちゃん
決して比べる事は出来ないから悩むのは当然。
1~2週間、じっくり悩んでいただいて構いませんよ。
もしかしたら寿命がちょっと短くなっちゃうかもしれないけれど
その分 体も楽な、楽しい時間が沢山 という選択もアリだと思います、と。

結局、1週間とちょっと考えました。自問自答の日々です。
本当にジョーディーのためなのか
本当は自分が楽になりたいだけなんじゃないのか
私自身の手で・・あの子の命を縮めてしまうことになるのか。

それでも断腸の思いで決断をして 再度病院へ行き先生に報告。



すみません、抗癌剤止めます。



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量よりも質を取ろうと決めた日。






つづく

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温度と音。

先日ホームセンターへ行った折。
これ見よがしに作られた「父の日コーナー」でこんなの見つけました。
ブルーライト対応のペアルーペだそうで。
へぇ~、とかけてみたらかけ心地は良いし軽いし
なにより見たいものが大きくなるのが素晴らしい(笑)
ブルーライト用のメガネはもう持ってるけど
パソコンをする時にはコレの方が断然良さそうだな。
私は別に父じゃないけど、女性が使ったっていいわよね?
そうだ、夫に買って行こう♪ 父の日にプレゼントしてあげよう!
そう思ってお値段を見てひっくり返りそうになりました。
ケタが違う・・私のパソコンメガネなら5つは買える! (((((゚ロ゚屮)屮

何も見なかった事にしてすごすごと帰って来ました。
こんにちは、ジョーディーママです。





◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇




抗癌剤を投与後、どうしても飲まなければいけないお薬があると
前回の記事でご紹介しましたが
ずっとじゃなくて最初の2週間だけです。
来週は投与日だね~という最後の週はお薬なし。
プラス、抗癌剤の影響もだんだん抜けてくる頃なので
ジョーディーも私達も楽。お互いにとっても楽。
まぁ、そうやって本調子に戻って来たな~♪と言う頃には
もうすぐに次の投与になっちゃうわけですけど。

2回目の投与後も 嘔吐と下痢は相変わらず。
抗癌剤と一緒に吐き気止めの注射をしていただいたけれど
その効果が切れるぞ~と言う頃にはしっかり嘔吐。
そして飲み薬の追加。
下痢対策に出していただいた療法食の缶詰は
前回は食べたくせに、2回目は完全拒否。
ニオイを嗅いだだけでプイッ!
療法食だけでなく、それまでのフード類も全て食べなくなって。
栄養的には不安もあるけれど手作り食にしてみるか・・と
初回は食べても2度目はプイッ。
前の晩は喜んで食べたのに翌朝は口をつけず・・なんてことが度々で
我が家のワンゲル係数はうなぎ上り^_^;
ジョーディー用に買った食材(主に鶏肉)の残りで自分達の夕飯を
なんてことも・・あったなぁ。何度も( ̄▽ ̄)

他の抗癌剤がどうなのかは知りませんが 
このドキソルビシンは強い上に蓄積性があるらしく
ジョーディーの反応も1回目の時よりも若干強め。
この頃からはお薬を飲ませることも本当に苦労したな。




さて ―


抗癌剤投与中に飼い主がしなきゃいけない事の中に
毎日の体温・呼吸数・心拍数の測定がある事は4日の記事で触れましたが
病院から「これ用意して下さいね」と言われたものがあって。

体温計と聴診器。

聴診器は高いものは必要ない。
それこそオモチャでもちゃんと聞こえるからそれで十分
インターネットで買えるよ。


そう教えていただいたのですぐに楽天で検索して注文。
ペット用の体温計も購入。
準備万端整えたんだけど・・・もう、ジョーディーってば┐(-。ー;)┌


あのー、よく子犬を飼い始めの方用のアドバイスとして
病院等で困らないように、どこを触っても大丈夫な子にしておきましょうね
っていうのがあるでしょ?
歯磨きも出来るように、誤飲の時に対処しやすいように
口の中に手を入れても平気なようにしておくといいですよ・・みたいな。
あれに是非

聴診器を当てても、体温計を突っ込まれても
平気な子にしましょうね!


という文言を加えていただきたい。
・・・そりゃ、私の育て方がまずかったという事は承知してますけど(涙

検温はね、若い頃に1度やったことがあるんです。
家でリラックスしているときのあの子の平熱を知っておきたかったのと
いざと言う時、急には出来ないだろうからお互いに慣れておこうと思って。


何すんだよっ


ジョーディー君、まさかのマジギレ(T△T) 私は撃沈。


しかしながら、今度はそうはいかない。やるしかないんですよ。
小さな変化も見逃しちゃいけないから。
どうやったらいいのか、やり方も教わって。
夫がやんわり押さえ担当、私が計るの担当。
あ・・これ以上ないってくらいマズルに皺よってる
ダメだ、マズいわ、危ないわ。

次、寝込み襲い作戦に変更。
検温自体はものの10秒程度で終わるので これは成功。
が、敵もそのうち気づくのが早くなり何度か逃げられる。
それじゃオヤツで釣るか・・・あ、伏せちゃったか・・・いいやそのままで。
尻尾を持ち上げていざ・・・匍匐前進で逃げを試みる四つ足毛むくじゃら(笑)
静かにしててくれればあっという間に終わるのに歯磨きよりずっと楽なのに。
機嫌が良い時はやらせてくれたけど、くれない時の方が圧倒的に多い。
診察台の上だと、相手が綺麗なお姉さんだと 素直に計ってるのになー!

出来る時だけで無理はしなくていいよ~
熱がある時はだいたい呼吸が早くなったり心拍数が上がったりするから
それでもある程度の事はわかるし



そっかそっか、心拍数ね!
聴診器なら当てるだけだから、それなら楽勝か♪
心音を聞き取れる場所を先生に教えていただいて
こんな音なんだよと 診察室で一緒に聞かせていただいて。
あの子はちょいと雑音があったのでわかりにくくて。

家に帰ってさぁ!とやってみるも・・

なぜ微妙に少しずつ後ずさっていくんだ、相棒 (泣)



皆さん、どうぞ私を反面教師にしてください。
健康に何の不安もない時から 我が子の状態を把握できるメリットもあります。
検温・聴診、小さい時から是非、慣らしておくことをお勧めします。


でないと、こうやって困る事になります(´-`)



な、相棒。

IMG_6804.jpg


^_^;




次回は3回目投与~大きな決断へ

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落ち着かない上と下。

たまにですけど、昼食をお蕎麦やおうどんにする時に
スーパーのお惣菜コーナーでてんぷらを買う事があります。
一昨日のこと、何にしようかなと選んでいた時
一人の老婦人が店員さんに何やら一生懸命訪ねていました。
「鶏天」がなんなのかわからなかったらしくて。
「鶏」ってちゃんと書いてあったんだけど(笑)
ところがその店員さん、全く聞いてなくてそのままどこかへ行っちゃって。
途方に暮れる老婦人がお気の毒で声をかけました。
『それは鶏肉ですよ^^』と。
「あら、どうもありがとう。鶏ね。鶏のなんだろう?ササミかしら?
しっかりと衣に包まれて確認出来ないものの、その大きさから判断して
『えぇ、ササミでしょう』
「そうよね、ササミよね。本当にありがとう^^」
ついでに自分も同じものを買って、食べてみたら胸肉でした・・・。

知らないおばあちゃんにナチュラルに嘘を吐いてしまいました(--)
ジョーディーママです、こんにちは。



◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    



えー、昨日の記事をお読みいただいて どうやら

やっぱり抗癌剤って強いのね!怖いのねーヽ(ヽ゚ロ゚)

と、思われた方が多いようですね。私の書き方が悪かったな。
確かに。間違いようもなく、そういった側面もあります。
検査の数値的にもかなり厳しい状況になって 
プラスαのケアが必要になる子もいます。
ブログ等でそういうのを書いてらっしゃる方もいるよね。
ただ、誤解しないで欲しい。
抗癌剤治療をしても目立った副作用もなく
健康な子となんら変わらない生活を続けている子も沢山いるの。
実際、私も病院でそんな子に会ってます。
だから、ただ闇雲に怖がったりしないでくださいね。




さて、我がジョーディー君。
抗癌剤を投与されたその日は特に何事も無くて。
ちょっと多飲多尿なくらいでした。
私達も初めての事だから「なんだ、大丈夫そうだね。良かった良かった」
などと暢気な事を・・・言っていられたのはその晩まで。
翌日からは

嘔吐の嵐 (; ̄Д ̄)

大体、投与から2~3日目が出やすいんだそうですが
まさにその通りですー!と言う感じ。
ジョディ君ってばそんなところまで教科書通りでなくてもいいのに。
犬が嘔吐をする時ってなんとなくわかるでしょ?
急に立ち上がって でも項垂れて ちょっと歩いて止まったと思ったら
体をくねらせながら「かぽっかぽっ」って。
この時はそういう手順を踏んでくれない嘔吐だった。
立ち上がったところまではいいんだけど、あの子自身 準備をする間もなく
いきなり ダーッ みたいな。
例えて言うなら・・・・・勢いのないマーライオン?
食欲の方も減退気味で、普段の6~7割程に落ちて。
食べる量だけではなく、意欲の方も。
でもねー、多少は副作用が出るのは仕方ないよね~ とは言ってられなくて。
食べるとすぐ吐いちゃうの。朝晩の食事の時にはお薬も飲ませてるわけで。
当然のように一緒に出てくる。 ほぼ無傷で( ̄▽ ̄)
慌てて病院に電話したら「それでは吸収されてないからもう一度飲ませて」

…んな酷な(涙

ただでさえ食欲なくて、薬があるとわかったら絶対口にはしてくれないのに。

それでも4日目に入る頃にはそれも治まってきて
ハーやれやれと安堵したのもつかの間・・なんかウンチゆるくなってきてる?
え・・下痢? わ、今度は血が一緒に?!
なんて言うかもう 血便 なんておやさしいものじゃなくて

血染めの水下痢。

下痢止めダメじゃん、効いてないじゃん(泣)
それでもジョーディー自身はまだそれほど辛そうではなかったし
1回目の血液検査をするころには 元気も食欲も戻っていました。
下痢はそのままだったけど。

そして血液検査の結果でも 特筆すべき問題はなし。

ただ、とにかく便が・・と訴える私に処方して下さったのが



獣医師専用特別療法食。ウンチ硬くしてくれるからって。
お陰様で、数日これを食べたら下痢問題も解決しました。

この時は(-.-)

そして、投与後2週目に入って・・・
ジョーディーは無事、13歳を迎えることが出来たのです。
嬉しかった。本当に嬉しかったな。1度は諦めた13歳だったから。

誕生日のあのVね、
あれ、実はジョーディーが入院中だった時に作ったものです。
すぐに退院するとわかっていても あの子がそばにいないことに
なんだか手持無沙汰で何をする気にもならなくて

そうだ、V作っとこ!

そう思い立って。
もう少しで、あの子は必ず帰ってくる 絶対に13歳を迎えてやる!
そんな願いを込めて。


だから皆さんに「おめでとう」ってコメントを頂いて
本当に嬉しかったんですよ。

IMG_8186.jpg

そして3週目も無事に過ぎ、第2回目の抗癌剤投与決定。



一筋縄ではいかなかったなー、2回目も。






つづく

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抗癌剤。

ジョーディーママです、こんにちは。

連日の記事ですが、沢山の方にお読みいただいているようで
ありがたく、そしてとても嬉しいです。どうもありがとうございます。
大変失礼ながら・・・
まだコメントへのお返事をするだけの余裕がありません。
ごめんなさい。

なので、1件だけ。
昨日の記事に書き込んで下さった鍵コメさん
コメント、どうもありがとうございます。
が、すみません。私はそのご質問にお答えすることは出来ません。
ジョーディーに起こった事についてならここで書けますが
それ以外の事は、大丈夫だともそうでないとも言えません。
残念ながら医療の専門知識があるわけではありませんので。
どうか、かかりつけのお医者様にご相談なさってください。
こんな事しかお返事出来ず、本当に申し訳ありません。




◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇



本日の記事内容は 少々堅苦しいかもしれません。
抗癌剤治療ってこんな感じなんだよ~という事を書いていこうかと。
なので興味のない方はどうぞこのままスルーなさって下さい。
万が一の時に、少しでも どこかでどなたかのご参考になればいいかな。
本当はそんなこと微塵も望んでないけれど。
万が一なんて、他の誰にも起きて欲しくないけれど。


まず、ジョーディーが投与した抗癌剤はドキソルビシンというもの。
抗癌剤全体を代表するような薬みたいですね。
で、知らなかったんですけど 犬に用いる抗癌剤って人と一緒なのね。
↑のリンク先にありますけど、体重別で投与量も変わってくる。
ジョディ君の場合は 30㎎/㎡(平方メートル)を3週間ごとに投与。
さて、ここで???となりません?
30㎎/㎡・・それって一体どのくらいの量なの?って。
私はそうだったんですよ。さっぱりわからない^_^;
なので素直にお聞きしました。それ、どれくらい?って。
約1mlだそうです。ほんの数滴?
それを、100mlの生理食塩水に希釈して1時間かけて血管の中に入れていく。
そして、異常がないか1週間ごとに血液検査。

例えば 日曜日に投与したら、次の日曜日に最初の血液検査。
その次の日曜日に2度目の血液検査。
そのまた次の日曜にに3度目の検査をして大丈夫そうなら
そのまま2度目の抗癌剤投与・・・といった具合です。

昨日も書いた通り、抗癌剤には必ず副作用があります。
なので、それを抑えるために いくつかの薬を飲む必要があるんです。
ジョーディーはこんな感じでした。

IMG_9666.jpg

これが1日分。同じものが2つあるのは朝晩2回、それ以外は1回。
処方された時には「こんなに必要なのーっ?!」と思いましたけど
必要なんですねぇ・・。

そもそも、正常な細胞というのは勝手に増殖はしないんですって。
体が傷を負ったりした時に、その修復のために細胞分裂するくらいで。
それが、ひとたび変異して癌細胞になってしまうと、止めどなく増殖していく。
抗癌剤というのは、その増殖スピードが早い細胞めがけて攻撃していく・・
大雑把ですけれど、こんな感じらしいです。

けれど、抗癌剤は癌細胞だけをやっつけてくれるわけではない。
どうしても他の、正常な細胞も影響を受けてしまう。
特に腸は、体の他の部分よりも新しい細胞に入れ替わる頻度が高いんですって。
影響を受けやすいわけですね。
それを抑えるために、どうしてもこれだけのお薬が必要なのでしょう。
もっともジョーディーは、様々な事情でこれだけでは足りなくて・・・


IMG_9669.jpg

後々、追加される羽目に。


実際にどんな副作用が、どんな症状が出たのかは明日の記事で書くとして
抗癌剤を投与した後は、生活でも気をつけなければいけない事があります。

私達、人間が。


言ってみれば猛毒なんですよね、抗癌剤って。
私達に説明して下さった院長先生は「それ自体が発癌物質」
そう仰っていました。
なので、間違っても触れないようにしなければいけない。
つまり、気をつけなければいけない事というのは

糞尿の処理。

絶対に素手でやらないように、と厳重に注意されました。
一度、犬の体の中を通ってきていても
そこまで慎重にしなければいけないくらいなのね。
ほら、使い捨ての薄~い手袋があるでしょ、半透明なやつ。
ああいうのを必ず使用するようにと言われました。自分達もそうしてます、と。
なので、お散歩に連れ出して外でさせてそのまま放置・・とかもっての外ね。



余談ですけど、猛毒繋がりでもう一つ。

あのね、大人しく点滴が出来ない子には投与は無理だそうです。
どうしても暴れちゃうとか、自分で点滴の管を外しちゃう・・とか。
もしも 血管の外に漏れ出しちゃったり皮膚についちゃったりすると
・・・そこから組織が壊死しちゃうんだそうですよ。

実はこれがかなり心配だったんです、私。
ジョーディーは嫌がるんじゃないかなーって。
幸い、とても大人しくさせていたそうで
「本当はイヤだろうに・・我慢してるんだ。良い子だなぁ」としみじみしたのですが。



そんなジョーディー君の第1回目 抗癌剤投与は2月4日。
そして、その影響が出始めたのは― 翌日。

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えぇ、わかってます。




本当に゙〓■●゙






つづく

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さぁ、どうする?

昨日は久しぶりに庭仕事をしました。
本来ならば2~3月の間にするべき事が沢山だったんですけど
ちょうどジョーディーから目が離せない時だったし
亡くなってからは・・正直それどころではなかったし。

それが突然

IMG_6805.jpg

というセリフが脳内に響いてきまして(笑)
はぁいと良い子のお返事をして、ママ頑張っちゃったよジョディ君。
芝もちゃんと刈ったよ。ゴロゴロ出来るよ。
暑いわ蚊はうようよしてるわ、もう散々┐(´-`)┌

こんにちは、ジョーディーママです。




◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇



皇后美智子様が まだ正田美智子さんだった頃
皇太子妃に是非、と乞われ その決断をご自身にと委ねられた時

・・・わたくしに決めろと仰るの?

そうご両親にお答えになったそうですが ―
まさに私もそんな気分だったなぁ・・・。



1月20日に無事手術を終え、翌21日。

2013-01-21 11-45-40_0205

日中、面会に。
特別問題はなしという事で

暫くロビーの方でゆっくりどうぞ~^^

と仰っていただいて

えぇっ?(((((゚ロ゚屮)屮

と、実はビックリ。
だって手術したばっかだし。しかも昨日だし(笑)


ゆっくりさせていただきましたけども。

2013-01-21 11-58-12_0219



退院まで最短で5日、抜糸までそこから更に7日。
驚くほどの回復力だねと褒められたジョーディーは最短で退院。
そしてその頃にはもう病理検査の結果は出ていました。

脾臓の血管肉腫。

あーぁ、最後通告だー。

これまでに2度、難しい決断をしなければならなかった私達。
もうないかと思ったらまだあった・・。3度目の正直。
つまり

で?抗癌剤どうするよ?

ってことですよ。


『犬 血管肉腫』で検索していただければ結構なページ数にヒットすると思います。
血管肉腫は根治のない癌です。
よって外科手術も 脾臓を摘出することで他の臓器への圧迫を解消したり
腫瘍からの出血を止めたりという、緩和的な意味合いを持つ治療法なんです。
しかも血管肉腫は 文字通り血液の流れに乗せて癌細胞を全身に送り出すので
既に転移があった場合、外科手術だけでその増殖を抑える事は出来ないんですね。
本当、頭に来ますよ。

そこで抗がん剤治療が登場するわけですが。
何度も言いますが根治はないので、これも「いくらかの延命に有効」
それでも選択肢として排除するべきではない、とする意見も多い。
しかしながらそれは どんな患者にも有効 というわけでもないんです。


血管肉腫のステージ分類と治療(外科+抗癌剤)に対する平均生存期間
ステージⅠ:腫瘍は脾臓だけにあり転移像がない  12か月
ステージⅡ:脾臓の破裂(腹腔内出血)がある     6か月
ステージⅢ:転移あり             データなし



これはあくまで平均的データなんでしょうけど・・
ジョーディーはステージⅢ。
本来なら、非常に残念だけれど抗癌剤の心配をする必要はない状態です。

それならば一体何を悩まなきゃいけなかったの?って話ですよね。

院長先生曰く 転移がなかったのならすぐにでも抗癌剤を始める。
逆に、取りきれない部位があった・・それならば最初から勧めない。

それじゃジョーディーはどうかと言うと
確かにあの子は酷い状態だった。肝臓に転移もあった。
けれど、肉眼で確認出来る物はすべて切除出来ている。
もちろん目に見えないものはわからないけれども
大きな病巣がなくなった今、思い切って抗癌剤で叩いておくことも
選択肢の一つとして考えられる、という事だったんです。

ただねぇ・・・。

もし自分に同じ状態の犬がいたとして、正直どうしようか迷う。

って言うんだもん(--) 
えーそんなぁ・・・。プロにそう言われちゃったら
何を基準にして考えて決めればいい?
脳内プチパニック!

犬に対しての抗癌剤治療は人とはちょっと違う。
「辛いけど苦しいけど、これを乗り切れば・・」
なんてのは通用しませんし。
だからあからさまに辛い治療はしません、とそう言われました。
それでも、副作用がないわけではない。
毛が抜ける、という小さなものから 胃腸障害・心筋障害
そして一番恐ろしいのが白血球(好中球)減少症
もちろん、それを未然に防ぐために抗生物質等を摂取し
異常にすぐに気づけるように毎週の血液検査。
家庭では毎日の体温・呼吸数・心拍数の測定。

抜糸までの間には決めておいて下さいね。

良かった。まだまだ時間はあるぞ。




・・・決められませんでした( ̄▽ ̄)



期日を定められて、それまでに決定出来なかったなんて
おそらく私は初めての経験です。
これが自分のことだったら もっと簡単だったと思う。
ジョーディーにどうしたいか聞ければどんなにいいだろうと本気で思いましたよ。 
延命出来る期間とジョーディーに負担がかかるであろう期間
いったいどちらが長いんだろう・・
抜糸も済んで 病気だなんてわからないくらい元気になったのに
またこの子が苦しむことだけはもう絶対にイヤなんだけど・・
でも、もしかしたら副作用なんて殆ど出ないかもしれない(そう言う子もいる)
その堂々巡り。

悩む私達に

結局は飼い主さんがその子のためを思って悩んで考え抜いた結果が
その子にとってベストな方法なんだよ


そう仰って下さって。
結局、返事が出来たのは 抜糸後3日。
とりあえず第1回目を試してみて、負担が大きそうだったらそこでやめよう
そう夫と決めて あの子を連れて病院へ赴く。
その日はいつもの女医先生はいらっしゃらなくて別の先生。


それじゃこれから第1回目をやります^^  


えっヽ(゚▽、゚)ノ 今日? 今から? すぐやんの? 

2013-02-04 10-36-46_0370

そうだった、始めるならなるべく早い方がいいんだった・・。



こうして、抗癌剤治療 開始。








つづく  

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摘出のこと。

気温は多少低目だったものの
結局昨日もお昼前から雲一つない青空でした。
週間予報を見る限り、今週もお日様マークが連日なのですが
関東は本当に梅雨入りしたのでしょうか?
フライングしてない?気象庁大丈夫?と
ちょっとだけ疑いの目を向けています。
ジョーディーママです、こんにちは。



◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇



院長先生を筆頭に、他の先生方総出で手術をして下さったんだそうです。
スタッフさん所有の若いワンちゃん(ラブだったかゴールデンだったか・・)から
大切な血液を200ccもいただいて。

脾臓全摘。

通常は、見た目 牛タンのようらしい犬の脾臓。
ジョーディーのそれは…かけ離れた物体でした。
驚くほど大きく、表面は何か所も破れた痕跡が見え・・。

本当ならばお腹を開けて サッと脾臓だけを取り出せばいいのだけれど
あの子の場合は癒着に癒着を重ねていて
それを1つ1つ慎重に剥がすところから始めなければならなかったそうです。
だけどね、この癒着があったからこそ今まで助かっていたことも事実で。
癒着させることで 出血を止めてたのね。動物の体ってすごいね。
そしてそれが沢山あったという事は・・・
あの子の脾臓は今までも小さい出血を繰り返していて
その度に己の力で止めていたと、そういう事です。
情けない話ですよ、この時までなーんにも知らなかったなんて。


そして・・・残念ながら肝臓に転移がありました。
肉眼で確認出来たものはすべて切除出来ましたと仰っていただいたけれど
ここで「良性」の望みが消える。そうだろうと思ってたけどね。
もちろん切除した組織を病理検査には出したけれど
あのお腹の中の色は どう見ても癌性の腹膜炎だよね・・と。
健康だと赤っぽいらしいんですけど、ジョーディーは茶色かった。

手術は成功したけれど、それはとても嬉しいけれど
まるで大きな漬物石を頭やら肩やらに次々乗せられていくような
そんな心もちでしたよ。
それでも 失うかと思われたあの子は生きている、そこに居てくれる
それが希望だったかな。


この時ね、諸々の説明の前に院長先生が仰ったんです。
まず最初に言っておくけれど、と前置きをされて

脾臓は何か起こってもなかなか気づかないの。素人にはまずわからない。
たまたま他の検査をして、初期の異常が見つかったりする事はあるけど
大抵は症状が表れた時には遅いの。しかも突然くるからね。
だから、飼い主さんがきちんとケアしてなかったからだとか
愛情が足りなかったからだとか そういう事は全くないから誤解しないでね。


と。
救われたな~。泣きそうになっちゃった。
それでも 気付いてやれたはず と言う思いは完全に消えることはなかったけど。




さて、この後どうしていくのか
治療云々、方向性を決めるのは 病理検査の結果を待ってという事になり
当然ながらジョーディー君はこのまま入院。
これまでの12年の犬生で「ご休憩」の経験はあるものの

はぢめての独りお泊り@動物病院犬舎・エリザベスカラー&点滴付き。

頑張れよー、また明日面会にくるからねー!と
涙と笑顔の入り混じった気持ちで病院を後にする頃には
外はもう真っ暗になっていました。

ジョーディーも独りの夜だったけれど
私達夫婦にとっても、ジョーディーを迎えて以来初めて あの子のいない夜。
それがどんなだったかなんて、あの子を迎える前の事なんてとうに忘れていて。

オッサンが居ないだけでこんなに静かなの?

と、胸にツキンと来ましたよ。



IMG_0203.jpg


連れて帰れるものなら、私だってそうしたかったよぅ。





つづく

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チャンス。

今日の記事を書こうとして
さ~て前振りはどうしようかな~何かあったかな~と
暫く考えて・・だんだんと頭を抱えるポーズになって
結局何も思いつきませんでした(--,)
ジョーディーママです、こんにちは。



◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇



精一杯急いで病院に到着して。待っていて下さったようで 
ジョーディーは比較的すぐに諸々の検査のために奥へ。
その後、診察室に呼ばれ 前日に診察して下さった女医さんと
この時が初めましての院長先生が。(前の日はお休み)
昨日までの流れを含めてお話を伺って。
お腹の画像も見せていただいて。


出血が、止まっていたらしいんです。
と言うよりも、ジョーディーが自分で止めたと言った方が良い。
そして「血の海状態」だった腹水が昨日よりもなくなっていて。
どういう事かしらとお聞きしたら、あの子の体が再吸収したんだと。
それが自分で自分に輸血をした形になっているので
少なからず貧血も改善されていると。
そんなことが出来ちゃうわけ?と驚きでしたけど
だから立って歩けたし、空腹も感じたわけね。

つまり、前の晩うるさがったのも

今、必死こいてセルフ治癒中なんだからちょっと黙っててよ。
暫くそっとしておいてくれないかなぁ┐(´-`)┌


って事だったのかなと。 あくまで想像だけど。



今なら手術が出来ます。
少なくとも輸血はするべきです!


そう院長先生に言われて。


言われても・・さすがにすぐには決められなくてねー。
だって、一瞬にして夢も希望も根こそぎもぎ取られたような状態から
たったの一晩でしょ?
それで方向性が180度変わっちゃったわけだし。
あの子の年齢とか 輸血や麻酔の危険性とか色々考えちゃって。
時間がないのはわかってるけど でもどうしよう・・・
今、あの子の状態が上向いていて、昨日はいらっしゃらなかった院長先生が
幸運にも今日はいらっしゃることもわかってるけど・・


悩む私達に背中を押す一言が。


もっと状態が悪い場合でも成功させてきてます!


とても力強い瞳でそう言われて、お願いしようと決めました。
全てはジョーディーが自分でつかんだチャンスだもんね。
それにかけよう!と。


手術自体は午後から。
その前に色々検査があるのでそのままお預けという事になったのだけれど

少しの間、別室で一緒にお過ごしください^^ 

とご配慮いただいて お言葉に甘えて。
そこで会ったジョーディーは朝よりももっと動くようになっていて。


ジョディ君頑張るんだよ! 応援してるからね。
君はすごいね。すごい底力だね(感涙



と 浸る私に


あのさ、なんか食いもん持ってない?食いもん!
そのバッグんなか オヤツとか入ってないわけ?
いつものジャーキーは? ないの? なんにも?!
持ってきてないわけ??・・・信じらんないなもう・・
んじゃ、そっちのポケットは?なんかないわけ?
ちょっと見して!



ってそればっかり( ̄▽ ̄)
君のそのパワーには脱帽だし涙が出るほど嬉しいけれど
ないって言ったらないんだよ、相棒。
私はドラえもんじゃないから、ポケットだって普通仕様だし。
第一、アンタもう食べちゃダメでしょ。

この日、女医さんに言われたんです。
朝、食事をさせなかったのが良かったですねって。
食べちゃってたらそのまま手術は無理だったからって。
食欲の塊に負けないで良かった。あそこで良く冷静に判断したもんだ。

ビバ、私!!



それではお願いします とあの子を預けて
帰る途中でコンビニによって食料を調達して。
とにかくお腹を満たして、二人ともシャワーを浴びてさっぱりして
夫は仮眠、私はPCでメールチェックをしていた時に
「これから手術に入ります」とご連絡を頂いて。
そこからはただひたすらに信じて祈って・・・
無事に終わりましたと電話を頂いた時には 深く息を吐き出して。


会いに行っても構わないとお許しをいただいたのですぐに行きました。
今度はきちんと身なりを整えて、メークもして(笑)

ジョーディーは処置室にある舎内にいました。
目は覚めていたけれど、まだ完全に麻酔は切れてないのかな?
ちょっとだけポヤンとした眼差しをして。
でも私達を見つけたら 出してー!帰るからー!!と鳴いて。
点滴に繋がれてるのに^_^;


また動いてるこの子に会えた!


泣きそうでしたよ。今度は嬉しくて。
安心して、体の力を少し抜くことが出来て。



そしてこの後、院長先生から説明を兼ねて ちょいとシビアなお話に・・・。



IMG_0245.jpg

だから無理だったんだってば^_^;




つづく

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光。

昨日、役場へジョーディーの手続きに行ってきました。
鑑札、返したくないなぁ・・
このまま記念に手元に残しておきたいなぁ・・
などという気持ちはおくびにも出さず。
「愛犬が亡くなりましたので手続きをお願いします」と窓口へ行って
『人と同じで死亡届をお出し願いたいんです』と
言われるまま書類記入して。
あ、鑑札及び注射証明書添付のことって書いてある(; ̄Д ̄)
見なかった事にして気づかないふりをして提出。
『少々お待ちくださいね・・』何やらPCのキーを叩いて画面に見入って
『記録を確認しましたので、後はこちらでお手続きしておきますよ^^』

終了~。

鑑札の「か」の字も触れることなく、無事に手元に残すことが出来ました。
どうせ処分しちゃうんだろうし、今はもう回収してないのかな。良かったな。
ジョーディーママです、こんにちは。




◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇



ジョーディーがもう明日の朝を迎えられないかもしれない
そう告げた私に、友人たちが言ってくれました。

沢山撫でてあげて ずっと話しかけてあげてて と。

うん、そうだな。ジョディ君が淋しくないようにそうしよう。
声をかけ続けていたら安心してくれるかもしれない。
高ぶった気持ちで力が入りすぎないように優しく頭や背中を撫でて。

ジョディ君聞こえてる?何の心配もいらないよ
ママたちはずっとここに、傍に居るからね


そう何度も囁きかけて。  と・・・



ヴ~~~~~ン (直訳=うるっさいなーもう~┐(-。ー;)┌)

プイッ!そっぽ向かれた(--,)



・・・・・あれ? えっと~
あ・・・あ、そうだよね。ジョディ君辛いんだね、ゴメンね。
でも、これだけはわかって欲しいの。
ママはジョディ君の事が本当に大好きなの。
どんなに好きか知っててくれるよね?




・・・フゥゥゥゥゥゥゥ←これ以上ないくらいの溜息


(T△T) わかった、もう黙ってる(涙  …邪魔しないから(号泣

なんていう、ウソの様なやり取りもあったりして。
でも本当なんだコレが^_^;
その理由は後にわかるわけだけど。


その晩のジョーディーは呼吸もそう乱れることなく
夜中に何度も「止まっちゃったんじゃないか?!」と確認したほど。
そして、無理だと思った朝を迎えて。
真冬の寒さの中だから外には出してあげられないけれど
もう少し太陽が昇ったら、窓越しに朝日を見せてあげよう
なんて会話を夫と交わして。

9時過ぎ、1本の電話が。

病院からでした。
わざわざ電話を下さって「ワンちゃんいかがですか?」って。
この時、私はなんとも間抜けな返事をしちゃいましてね。
まだ生きてますって(汗

そうしたら「もう一度血液を診せていただけませんか?」って。
「(まだ存命ならば)再度検査してみるのもアリだと思うんです」って。
正直なところ 今更もう・・ と思いました。
車の乗り降り・病院までの所要時間、昨日の様子を考えれば
ジョーディーの負担にしかならない、とね。
ところが・・・大変熱心に言って下さる。
それじゃ、連れて行ってみようかな・・そう答えたと記憶しています。
7割方後ろ向きな気持ちで。

一旦電話を切って、ジョーディーが無理そうならば
申し訳ないけれどこちらから電話して断ろう
そう考えながら眠っているあの子の所へ。
名前を呼びながらドラえもんを捲りました。ジョディ君・・・って。


スッ!


ヽ(゚▽、゚)ノ 立った、立った!ジョーディーが立った!!
立ち上がっただけじゃなくてそのままスタスタ歩いて行って。

あら?ふらついてないよ?マジ?歩けるの?
なに?あ、お水か。そうだね、昨日から全く飲んでないもんね。
ちょっとまって今すぐにあげ・・・



水じゃないよ。メシ!


・・・・・は?


今までのジョーディーにならここは「ご飯」とキャプションを付けるんですけど
この時は「メシ」とした方がピッタリくる、そんな血気迫った感じで。
本当に食べたいのか、お腹が空いているのかと確認すれば


メシ!とにかくメシ!!!


って。

ここで乞われるままに食べさせなかった自分を褒めてやりたい!
考えたのは一瞬でした。
ストッカーからフードを一粒取り、それで誘って急いでケージに入れて。
一刻も早く病院へ向かいたかったんですけど・・も~う大わらわですよ。

きっと朝は迎えられない、その覚悟をしてたでしょ?
もうね、気力を保つので精一杯だったんですよ。
夫なんて夕食も摂らなかったし、朝はもちろん二人とも食べてない。
いつ逝っちゃうかわからないから 怖くてお風呂にも入れなかった。
片時だってジョーディーの傍から離れたくないから
今朝だって一応着替えてはいるけれど まだ顔も洗ってない。

とまぁこんな状態で(笑)

オ、オレとにかく髭だけ剃る!

私は・・あ゛ーもういいやスッピンで!



ジョディ君もう少しだからガンバレ!
そう声をかけ続けながら猛スピードで一路病院へ。


IMG_8125.jpg

わかってたけど・・そうは言われてもねぇ(苦笑





つづく

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